妻に内緒の借金はこうして始まった【借金520万・無職のダメ夫の体験談】
【借金520万・無職のダメ夫 このブログについて】
はじめまして「P太郎」と申します。
現在無職、あるのは借金520万です。
さらに、その借金は妻に秘密で作ったものです。
このブログでは、「なぜ借金をしてしまったのか、なぜ秘密にし続けていたのか」についてしっかり向き合うために、私の体験談を執筆していきます。
このブログを通して
- 借金の怖さ
- 借金をする人の心理
- 借金に向き合うためのヒント
などを伝えていければと思っています。
借金に向き合うことは勇気がいることだと思いますが、必ずいつかはしっかりと考えなければいけない日が来ます。
同じ悩みを抱える人の参考になれば幸いです。
目次
- 【借金520万・無職のダメ夫 このブログについて】
- 【借金520万・無職のダメ夫 自己紹介】
- 【妻に内緒の借金はこうして始まった】
- 【妻に内緒の借金 多重債務への道】
- 【妻に内緒の借金はこうして始まった まとめ】
【借金520万・無職のダメ夫 自己紹介】
簡単に自己紹介をします。
- 35歳 現在無職
- 妻子持ち(妻は同い年、娘7歳)
- 元大手販売店の店長(年収600万)
- 趣味 料理
- 好きな食べ物 カレー
ザ・平凡サラリーマンでした。
好きな食べ物がカレーなんて、庶民派もいいとこです。
借金がなければ、同年代ではそこそこ裕福な家庭だったと思います。
仕事も比較的順調で出世も早かった方でした。
妻がいて、子供がいて、順調に出世して・・・
何も悩むことの無い環境に見えますが、
実は、妻に内緒の借金520万がありました。
あることがきっかけで一度借金をしてしまい、それから借金地獄に陥ることに。
結果的に、収入があっても返済に追われ、返してもまた借りるといった自転車操業でどんどん借金は膨らんでいきました。
すべては自分の心の弱さが原因だと思っています。
しかし、借金の原因は心の弱さなのに、何食わぬ顔で7年間妻に内緒で借金をし続ける強靭なメンタルも持ち合わせていました。
自分でも思いますが、本当に不思議な状態です。
完全にサイコパスでした。
そして、よく精神が崩壊しなかったなと・・・。
平凡なサラリーマンが、なぜ借金をして、そしてなぜ内緒にし、どんどん借金を膨らませていったのか。
自分の過去の精神状態を考えるためにも、体験談を振り返っていきたいと思います。
【妻に内緒の借金はこうして始まった】
借金をしたきっかけは、新婚旅行でした。
私が妻と結婚したときはすでに、親元を離れ二人暮らしを始めていました。
当時26歳で結婚したので、比較的若かったということもありましたが、日ごろからお金の管理を全くしていませんでした。
そのため、新婚旅行の申し込みをするときにカード払いで契約しました。
しかもボーナス一括払い。
これがすべての始まりです。
結婚式の費用も両親頼み、親に甘えることが当たり前で、給料はすべて使い切る生活が当たり前の状態でした。
そもそも、生活するうえで、計画して、お金を貯めるという考えが全くなかったため、安易にカードを使うことを選んだのです。
本来であれば、お金が無ければ我慢するのが当然です。
しかし、未来に貰えるだろうボーナスを自分の貯蓄のように考えてカードで契約。
本当に浅はかだったと思います。
そして案の定、ボーナス時期になり請求書を見てビックリ!
そこには、ボーナスでは払いきれないほどの金額が・・・。
新婚旅行代金があることも忘れ、他の支払いにもカードを使っていたためボーナスでは払えないほどの金額になっていたのです。
「ヤバイヨ・・・」
もちろん、毎月の給料は使い切っていたので貯蓄はありません。
しかも、結婚式では親に数百万円出してもらっているため貸してほしいなんて言えません。
当時妻も働いていましたが、お互い外食が好きだったので貯蓄はしていないのもわかっていました。
そこで、自分が考えた解決策が
「消費者金融」でした。
私の両親は田舎から出てきて、地道に稼いで、コツコツお金を貯めたタイプです。
実家暮らしの時は、金遣いが荒い私に対して「サラ金だけには手を出しちゃだめだよ!」と口を酸っぱくして言ってくれていました。
しかし、そんな親の助言よりも「お金が無い=かっこ悪い=妻に見せたくない部分」というバカな見栄が勝ったのです。
なぜその時、安易に消費者金融という選択をしてしまったのか、なぜ妻に相談できなかったのかと今でも後悔しています。
もし消費者金融を使うにしても、妻と話した結果であれば違ったと思います。
きっと二人でお金について真面目に考える良いきっかけになったかもしれません。
しかし、私は妻に話さなくても良いという「自分にとって楽な方法」を選んでしまったのです。
誰にでもお金の失敗はあるとは思いますが、自分一人で解決しようとすると必ずおかしな方向に繋がってきます。
それぐらい、お金は人の心を不安にもさせますし、興奮させることができます。
その時「〇コム」に借りた20万円、それがすべての始まりでした。
【妻に内緒の借金 多重債務への道】
はじめて借りた借金20万円。
実は、これはすぐに返すことができたんです。
パチスロのおかげで・・・
借金をギャンブルで返済するっていう頭はマジでいかれてると思います。
ふつうは、内緒でした借金に反省して、生活を切り詰めて月々1円でも多く返していこうと思うと思います。
しかし、私は違ったのです。
「どうにかして早く、借金を帳消しにしたい!」
その気持ちだけで、動いていました。
本当に目の前のことから目を背けて、楽な方にばかり逃げていたのだと思います。
もともとギャンブルが好きだったというのもあり「負けを取り返す」という感覚が染みついていたのも原因です。
典型的な、破滅型のギャンブラーですね。
その結果、返済はできましたがそこからが地獄の始まりです。
味を占めた私は借金に反省することもなく、浪費やギャンブルを繰り返します。
いつしか「足りなくなったらまた借りればいいや。すぐに返せるんだし」という感覚になっていました。
そして、お金を貯めるという概念は無くなり、使うことしか考えなくなりました。
もともと仕事はサービス業で、長時間労働、顧客クレームも絶え間ない環境で働いていたので、ストレスが溜まりやすい状態ではありました。
それが、輪をかけて浪費につながり、休みの日に家でのんびり過ごすなんてことはなく、必ず出掛けては散財を繰り返す生活に。
もちろん、借金も増えています。
気づけば、何とかなるだろうといった感覚で当たり前のように借りるようになっていました。
ここまで来ると、もう借金という感覚は正直なかったのかもしれません。
借入可能額=自分のお金といった感覚に陥ってしまい、借りることになんら抵抗がなくなっていたのです。
そんな日々の中、1年後には娘も生まれ、転勤や出世もし、世間的に見れば順調な家庭だったと思います。
出世により収入も増えましたが、家族が一人増えたので支出は増えます。
さらに、妻の実家から遠い地方へ転勤となったので里帰りにも大きな費用がかかります。
そして、家計の支出が増える中、浪費を辞めなかったため、気づけば借金は200万まで膨らんでいました。
【妻に内緒の借金はこうして始まった まとめ】
初めての借金から、エスカレートするまでの実体験を紹介しました。
実際は、このあとさらに借金が増えるのですが、ここまでの心理状況の変化や対策すべきだったことポイントを自分なりに整理したいと思います。
【借金を加速させたポイント】
①もともと貯金をしたことが無かった ⇒ 結婚に対する認識が甘かった
②お金が無いのに新婚旅行へ行った ⇒ 我慢すべきだった
③お金が足りなくて消費者金融を使った ⇒ よく考えるべきだった
④ギャンブルに頼って返済した ⇒ 返済計画をたてるべきだった
前提として、親に甘えて育ってしまったため、お金のありがたみについて理解していなかったということも問題ですが、結局夫婦でお金の話をしていなかったというとことろが一番の問題だったのかなと思います。
結婚する前、結婚した後、旅行の計画をした時、お金が足りなくなった時・・・
いくらでも話す機会があったはずです。
しかし、常に目先の欲望を叶えるために、行き当たりばったりで生活していました。
そもそも、お互いが浪費家だったので潜在的にお金がない現状を共有することを怖がっていたのかもしれません。
もし、同じような境遇にいる方がいましたらまずは誰かに話すことをおすすめします。
1人で抱えても辛いだけ、私のように雪だるま式に借金が増えてしまう可能性もありますので。
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